株式会社植田板金店(本社:岡山県岡山市中区藤崎、代表取締役:植田博幸)は、「木庵」 2022年度グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD)を受賞しましたのでお知らせいたします。
デザイン監修「隈研吾建築都市設計事務所」
木庵は、CLT で作られた4.5 畳ほどの小屋である。近年注目されるCLT によって壁を作ることで木のかたまりのような小屋とし、そこに伝統的な板金技術を融合させ、屋根には小屋の規模ならではの納まりの縦ハゼ葺きを施した。家で過ごす時間が増えた人々に、一般家庭の庭における茶室ほどの大きさの、温かい木の空間を提案する。
1. 洗練された非日常空間4.5 畳という茶室ほどの空間を新しい時代のライフ
スタイルに提案。家にいながら気軽に非日常空間を体験できる小屋を作った。
2. 木のかたまりのような小屋CLT で作られた小屋を、屋内外のどちらから見ても木のかたまりのような表現とし、外壁には岡山産の美みまさか作ひのきをふんだんに用いた。小屋の対角に稜線を持つ屋根は、すべての立面が洗練された片流れのような見えとなるようデザイン。
3.CLT 技術と伝統板金技術の融合木のかたまりを守る屋根には、ガルバリウム鋼板を葺いている。材を短辺方向に一枚板で取り、棟包を省いたミニマルな納まりの縦ハゼ葺きを実現している。建具の納まりや水切り、屋根の納まり等、小屋規模ならではのディテールが、伝統的な板金技術によって実現され、洗練された小屋空間を創出した。
4.CLT に囲まれた温かい室内空間内装の仕上げをCLT の現しとすることで、木のかたまりに囲まれた暖かく落ち着いた空間を生む。高さの違う二つの窓は、床座と椅子座それぞれの目線に合せて使い分けができる。一般家庭でも設置がし易いように、一面は無窓壁とし、間接照明がCLT の表情を柔らかく照らす。
5.CLT の小規模建築への応用CLT はその強度から、中規模~大規模で使用されることが多い材だが、今回は4.5畳ほどの小さな空間で使用することを試みた。小屋制作で出た端材は再加工し、テーブルやベンチを作ることで材を余すことなく使用。今後の小規模空間でのCLT 活用の新たな可能性を示す事ができた。
6. 洗練されたプロダクトを手にする喜び隈研吾による細部に至るまでの緻密なデザイン監修と、職人の手によって作られた製品。時間が経てば木目の色が変化し、更に深みある意匠となる。シンプルな仕上げの内装は自由にカスタマイズができ、自分だけのプライベートな空間の中で趣味や仕事に没頭できる、小さくも豊かな空間を作った。
構造 | 木造(CLTパネル工法)/ 延床面積:7.2㎡ |
仕上げ | 外壁= 美作ひのき羽目板/ 内壁= CLT現し/ 床= 美作杉 羽目板/ 天井= ひのき合板(節なし)/ 屋根= ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き |
価格 | 木庵本体310 万円(税抜)/ 基礎・ペンダントライト別途 |
施工・販売元 | 株式会社植田板金店 |
デザイン監修 | 隈研吾建築都市設計事務所 |
グッドデザイン賞(Good Design Award)(主催:日本デザイン振興会(JDP))は、優れたデザインを表彰する賞です。1957年に「グッドデザイン商品選定制度」としてスタートし、現在では世界的に知られるデザイン賞の一つとなっています。この賞は、見た目の美しさだけでなく、使いやすさや社会に与える影響、環境への配慮など、デザインの総合的な価値を評価します。
株式会社植田板金店(本社:岡山県岡山市中区藤崎、代表取締役:植田博幸)は、「木庵」 2022年度グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD)を受賞しましたのでお知らせいたします。
デザイン監修「隈研吾建築都市設計事務所」
木庵は、CLT で作られた4.5 畳ほどの小屋である。近年注目されるCLT によって壁を作ることで木のかたまりのような小屋とし、そこに伝統的な板金技術を融合させ、屋根には小屋の規模ならではの納まりの縦ハゼ葺きを施した。家で過ごす時間が増えた人々に、一般家庭の庭における茶室ほどの大きさの、温かい木の空間を提案する。
1. 洗練された非日常空間4.5 畳という茶室ほどの空間を新しい時代のライフ
スタイルに提案。家にいながら気軽に非日常空間を体験できる小屋を作った。
2. 木のかたまりのような小屋CLT で作られた小屋を、屋内外のどちらから見ても木のかたまりのような表現とし、外壁には岡山産の美みまさか作ひのきをふんだんに用いた。小屋の対角に稜線を持つ屋根は、すべての立面が洗練された片流れのような見えとなるようデザイン。
3.CLT 技術と伝統板金技術の融合木のかたまりを守る屋根には、ガルバリウム鋼板を葺いている。材を短辺方向に一枚板で取り、棟包を省いたミニマルな納まりの縦ハゼ葺きを実現している。建具の納まりや水切り、屋根の納まり等、小屋規模ならではのディテールが、伝統的な板金技術によって実現され、洗練された小屋空間を創出した。
4.CLT に囲まれた温かい室内空間内装の仕上げをCLT の現しとすることで、木のかたまりに囲まれた暖かく落ち着いた空間を生む。高さの違う二つの窓は、床座と椅子座それぞれの目線に合せて使い分けができる。一般家庭でも設置がし易いように、一面は無窓壁とし、間接照明がCLT の表情を柔らかく照らす。
5.CLT の小規模建築への応用CLT はその強度から、中規模~大規模で使用されることが多い材だが、今回は4.5畳ほどの小さな空間で使用することを試みた。小屋制作で出た端材は再加工し、テーブルやベンチを作ることで材を余すことなく使用。今後の小規模空間でのCLT 活用の新たな可能性を示す事ができた。
6. 洗練されたプロダクトを手にする喜び隈研吾による細部に至るまでの緻密なデザイン監修と、職人の手によって作られた製品。時間が経てば木目の色が変化し、更に深みある意匠となる。シンプルな仕上げの内装は自由にカスタマイズができ、自分だけのプライベートな空間の中で趣味や仕事に没頭できる、小さくも豊かな空間を作った。
構造 | 木造(CLTパネル工法)/ 延床面積:7.2㎡ |
仕上げ | 外壁= 美作ひのき羽目板/ 内壁= CLT現し/ 床= 美作杉 羽目板/ 天井= ひのき合板(節なし)/ 屋根= ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き |
価格 | 木庵本体310 万円(税抜)/ 基礎・ペンダントライト別途 |
施工・販売元 | 株式会社植田板金店 |
デザイン監修 | 隈研吾建築都市設計事務所 |
グッドデザイン賞(Good Design Award)(主催:日本デザイン振興会(JDP))は、優れたデザインを表彰する賞です。1957年に「グッドデザイン商品選定制度」としてスタートし、現在では世界的に知られるデザイン賞の一つとなっています。この賞は、見た目の美しさだけでなく、使いやすさや社会に与える影響、環境への配慮など、デザインの総合的な価値を評価します。