隈研吾デザイン監修木庵テーブル/ベンチ

木庵テーブル/ベンチ
小さな建築の端材からできた
小さな家具のプロジェクト。
木庵テーブル / ベンチは、CLTで出来た4.5畳の小屋「木庵」の製造過程で発生する3層3プライ杉CLT材の端材から制作されています。 材料を余すことなく使い切ることを目的として、端材を再成型しテーブルとベンチという2種類の商品を作りました。

特徴

リビングやダイニングに一つ置くだけで、木の香りが部屋中に広がります。 CLTの集積した木目が楽しめるように、木を保護する塗料はクリアにし、塗装範囲を最小限するなど、香りも楽しめるような工夫をしています。

木庵の特徴、CLTの集積した木目

木材の調達・加工や建築時の環境負荷低減

家具のような小さな規模でのCLTの活用は、今回のように端材を再利用するなど、より多くの資源の有効活用に繋がります。CLTプレカットなどの工場加工を行うことで、現場では組立作業のみとすることができ、工期の短縮、CO2排出量の削減など、環境にも優しいプロダクトとなりました。

木庵テーブル

天板に国産杉材3層3プライCLTを使用
大/中/小 3サイズ

重みのある板を華奢な木組みが持ち上げ、宙に板が浮いたようなデザインの木庵テーブル。力強いCLTの天板を、木組みの三脚で支えています。組み合わせられた杉材の個性的な表情や、木の良い香りを楽しみ、リラックスしながら使用できる、心地の良い家具です。

木庵テーブル
木庵テーブル・サイズバリエーション

木庵ベンチ

座面、背もたれ、脚に国産杉材3層3プライCLTを使用
3人掛け/2人掛け/1人掛け  3サイズ

木庵ベンチは3枚の板が互いに支え合うことで自立しています。CLTの力強い断面を見せながら、絶妙なバランスでもたれかかる3枚の板がしっかりと人々を支えます。国産の杉材によって作られた木庵ベンチは、使っているだけで木の暖かな表情を楽しむことができ、木の良い香りに包まれる事ができます。

木庵ベンチ
木庵ベンチ・サイズバリエーション

隈研吾

近作に根津美術館、浅草文化観光センター、長岡市役所アオーレ、歌舞伎座、ブサンソン芸術文化センター、FRACマルセイユ、V&A Dundee等国内外で多数のプロジェクトが進行中。
新国立競技場の設計にも携わる。

コラボレーション製品