板金職人が手作業で施す
壁面デザインパターン
板金職人の伝統技術を使って、板金屋ならではのデザインを考えました。小屋を覆うガルバリウム鋼板には、たがねを用いてプリーツ柄のようなパターンを施します。パターンはそれぞれの部分にかかる応力に応じて生み出され、強い力の加わる部分では高密度にすることでガルバリウム鋼板の強度も強くなります。構造的な合理性とデザインを融合させることを試みています。
岡山県産の国産ひのき材を
ふんだんに使用
小屋の内部には、岡山県産及び国産のひのきをふんだんに使用することで、木の暖かさと、地元材料を発信していくという想いを込めています。
小屋のワどうしがつながって
無限にひろがる可能性
大きな開口部は、小屋の限られた内部空間を外に拡張するだけでなく、他の小屋とのつながりを生むことでより使われ方の可能性を広げます。いくつかの小屋が集まることで張り出した開閉部は山脈のようにつながり一体感を生み出します。開閉部を半透明のポリカーボネートとすることで、小屋の内部や接続部分は自然光が差し込む明るい空間になっています。